音楽雑記 >  50th ANNIVERSARY 02「太陽信仰」

太陽信仰 50年目の考古学    2004/04/29

1954年、19歳のエルヴィス・プレスリーは、サン・レコード(テネシー州メンフィス)の歌手としてプロ・デビューしました。
50年目の今年、それを記念して、新譜 "ELVIS AT SUN" が発売されます(邦盤:6月30日)。

この新譜を楽しむためにも、1953年〜1955年の "SUN YEARS" についてまとめておこうと思います。
エルヴィスファンのみならずロカビリーファンにも楽しめる「考古学」情報になるとウレシイのですが・・・
(メンフィス&キング&サン → 太陽信仰 → こじつけ考古学!!)

現在は、主に2種類の研究書籍が競うように発売されています。
どちらも参考にしつつ、私の「邪推」も紹介します。

予備知識

1.スタジオセッション

  収録日、収録曲、等、正確な記録が残されておらず、走り書き程度のメモを、推測の元としている。
  その昔発売されていたLP「エルヴィスの歴史」シリーズのブックレットには、
  メモの断片が載せてあり、拡大鏡を使って「考古学ぽく」じっくり調べてみました。
  著作権侵害を嫌って、この画像は掲載できないなぁ。

2.ライブレコーディング

  ローカルなレコード会社の歌手であったこの時期でも
  「ラジオ中継の記録」として、ライブ録音が遺されている。
  そのため著作権の扱い方が曖昧なのか、安価なCDが出回っている。

3.録音テープとアセテート盤

  エルヴィスが、レコード会社を移籍した際に
  サンレコードでの録音テープ(15本)も、RCAレコードに譲り渡された。
  2004年現在、未だ発表されていないテイク(曲??)が存在する。

  ライブを記録したものはアセテート盤が多く、ノイズが目立つ。

4.レコードとCD

  50周年を記念して、CD4枚組セットでも発売してくれれば、それひとつで「サン」を楽しめたのに・・・
  必要最小限なものだけ紹介します。


わずかな期間を研究対象にしてるとは言え、管理人も試行錯誤を繰り返し、楽しんでいる「サン・セッション」。
2004年度の目標としてコツコツとこのページを充実させていきます。

構想2日目にして路線変更。
少々マニアックな情報なので、順次、MAIN (ENGLISH) のページに移行し英語で記すことにします。


そのほかの「50周年記念」
   02  01 


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