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FTD レーベル スタジオ 01  2007年4月更新停止

1956 メジャーデビュー
cover Elvis Presley
過去のFTD「クラシック・アルバム」シリーズでは、
別テイクが無用なカテゴリー分けされていたのに比べ、
この2枚組CDでは、ほぼテイク順に並べられ、
スタジオ時間の流れをエルヴィスと共有出来るようになりました。
ヒジョーによろしい傾向です。
Disc2 の「THE DRY REVERB TAPE」は、
通常の半分のスピードで再生しなければ
「当てにしてるぜ」が確認できないほど
テープの状態が悪かったとのことです。
シュワシュワとノイズが目立つ理由がわかりますね。



1956〜1958 50年代のアウトテイク集
cover Flashback
FTD 写真集第2弾。
"A Big Hunk O'Love - take 2" が、期待したほどクリアな音ではなかった。
予想外に良かったのは "Treat Me Nice"。2004年の "BEST BUY"。



1957〜1973 スタジオはあちこち。宗教歌をまとめたもの。
cover Easter Special
様子をうかがいながら歌う
"SAVED (TAKE1)" が聞きどころ。



1959〜1967 ? 自宅他での録音
cover In a Private Moment
音質は悪くとも聞き逃せないプライベート録音。
ベートーベンの「月光」で「うなって」います。



1960/03-04 ナッシュビルでの録音
cover Elvis Is Back
編成が複雑!! せめてオリジナル(CD1 Track01-18)の
収録部分は、そのまま手を付けずに発売して欲しかった。

Track07 SOLDIER BOY     カットされていたピアノのイントロ付き
Track12 RECONSIDER BABY   スタート部分にエルヴィスのカウント入り
Track18 I GOTTA KNOW     音が外れる "TAKE 1" 付き
 生前の気難しいエルヴィスがこのことを知ったら、レコーディングの最中でも
 スタジオを飛び出し、自宅に帰ってしまったかもしれない。CDタイトルの通りにね(笑)
 しか〜し、"Elvis Is Back" (Just three words and no more)
 「ほかに言葉なんかいらない エルヴィスが帰ってきた」なんて
 絶賛の言葉が似合う、2005年一番のオススメCDです。



1960〜1968 ナッシュビルでの録音
cover Long, Lonely Highway
○ 1曲目での声のノビ
× 最後の曲での無気力さ
エルヴィスの精神状態も伝わって来ます。



1960〜1961 ナッシュビルでの録音
cover Fame and Fortune
ポップスと宗教歌の「垣根」を
まったく感じさせない1枚。

TRACK 11 「隣のあの娘」で
センターに配置されたベースの
演奏は、必聴ものです。



1961 ナッシュビルでの録音
cover Something for Everybody
"I Slipped, I Stumbled, I Fell" の別テイクが収録されなかったので、
FTD "Wild In The Country" の発売も近いと思われます。



1961〜1964 ナッシュビルでの録音
cover Studio B - Nashville Outtakes 1961 - 1964
この3年間でエルヴィスが
「丸く」なっていくのがわかる。
「曲が」ね。



1966〜1968 ナッシュビルでの録音
So High
1967グラミー "BEST SACRED PERFORMANCE" 受賞アルバムの
"HOW GREAT THOU ART" セッションの様子が聞けます。

残念ながら初回プレス盤は、
TRACK 06 "SO HIGH" の1分56秒付近で「音飛び」が発生。
マスターテープの問題ではなく、FTDレーベルでは
今後「対策済みCD」を発売するとの情報を得ました。。
(この事実を把握している店舗での購入をオススメします。)


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