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エルヴィスの宗教歌CD  2007/01/21 更新

「エルヴィスの宗教歌CD」についてまとめます。

  著作権使用料が「どんなCDを売ったら得か?」とCD企画者に考えさせるのか、
  クリスマスCDと同様に「宗教歌CD」は粗製濫造気味となっていますので
  「どのCDを買ったら得か?」で迎え撃とうと思います。 なんて俗物的アプローチなんでしょう。

基本のアルバム3枚(+EP)

cover
心のふるさと
1960年録音:全12曲
cover
ゴールデン・ヒム
1966年録音:全13曲
cover
至上の愛
1971年録音:全12曲

  上記3枚と、1957年録音の4曲入りEP盤 "PEACE IN THE VALLEY"
  「宗教歌というカテゴリーを意識して歌ったもの」に相当します。

ことあるごとに歌われた宗教歌

  1970年代のライブで取り上げられたり・・・一見ポップソングのようで内容は「賛美」のものがあったり・・・
  自宅でのプライベート録音等、アンオフィシャルなテープにもエルヴィスによって歌われた宗教歌が数多く残っています。
  歌いたいものを歌える状況が、エルヴィスを「何か」から解き放ち、エルヴィスに自由を感じさせたのでしょうね。

管理人のオススメする宗教歌CD 2種類

オススメ候補NO.1 3枚組CD (87トラック)
ピース・イン・ザ・ヴァリー〜コンプリート・ゴスペル・コレクション
cover 基本のアルバム3枚(+EP)に加え、
「1970年代のライブ」(3曲)、
「映画オン・ステージのリハーサル」、
「映画オン・ツアーのリハーサル」、
「一見ポップソング」、
「プライベート録音」等々が聞けます。
「オリジナルアルバム」にこだわらなければ当然の選択ってやつです。

オススメ候補NO.2 2枚組CD (55トラック)
アメイジング・グレイス〜ヒズ・グレイテスト・セイクレッド・パフォーマンス
cover 基本のアルバム3枚(+EP)に加え、
「1970年代のライブ」(2曲)、
「映画オン・ツアーのリハーサル」、
「一見ポップソング」が聞けます。
「オリジナルアルバム」にこだわらなければ
これも当然の選択ってやつです。だって、安いもん。


上記のセットのうち、ひとつを聞けば、まずまず満足できますが、一応、バリエーションも紹介します。

cover Easter Special
ゴスペルものの別テイク集。
別テイクは、セッションごとにまとめて出せばいいのに。
切り売りしているるBMGに対し反感を持つ私は、、、、、
やはり買ってしまいました。

cover His Hand In Mine
「He Knows Just What I Need」(主は求むるところを知り給う)の
テイク9を収録できなかったのが、惜しい。
テイク1は、FTD『Easter Special』、
テイク6&7はFTD『Fame And Fortune』で発表済みなのだから、
このどちらかを外せば収録出来たのに・・・
レコード会社は、ファンの求むるところを知りません。
2006/12/24 追記 サンマガWeb更新!
FTD『His Hand In Mine』に関する投稿をしました  2006年12月24日の追加ページ


cover エルヴィス・アルティメット・ゴスペル
このCDは、邦盤に添付されたライナーノートが秀逸。
「黒人霊歌」「ブラック・ゴスペル」
「ホワイト・ゴスペル」「その他のゴスペル」の
4つにカテゴライズして、エルヴィスの宗教歌を
解説しています。
しかし、音がイマイチ。
公式ページ(英語)へのリンク ELVIS ULTIMATE GOSPEL
サンプル(フル・バージョン)が5曲試聴可。
この5曲の中では、"Swing Down Sweet Chariot" と
"Joshua Fit The Battle" が、私の持つ「ゴスペル」のイメージにピッタリ。
聞いていて楽しい。オススメ。


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