ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You
ムーディ・ブルー


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 アンチェインド・メロディ adjust
愛しい人 最愛の人
僕は君の温もりをずっと求めていた
それは永く孤独な時
時はゆっくりと過ぎ
多くのことが起きる
君の心は今でも僕のものだろうか
君の愛がほしい
君の愛が必要なんだ
神様 彼女の愛を僕に届けて

孤独な川は海へ 海へと注ぐ
すべてを抱きとめる海へと
孤独な川は叫ぶ
待っていて 待っていてほしいと
君の所へ行くから 待っていてと

愛しい人 最愛の人
僕は君の温もりをずっと求めていた
君の愛がほしい
君の愛が必要なんだ
神様 彼女の愛を僕に届けて
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 アンチェインド・メロディ adjust
アルバム『ムーディ・ブルー』ヴァージョンは
1977年4月24日ミシガン州アン・アーバーのクライスラーアリーナでのライヴ録音に
同年5月9日と6月9日、テネシー州ナッシュヴィルの
サウンドマスター・スタジオでオーヴァーダブを施したものです。

オーヴァーダブ前のヴァージョンは、FTD『Spring Tours '77』で発表されました。

【バークレーの余分な話】
この日のライヴでは、エルヴィスの演奏するピアノで歌われていて、
ファンとすればそれが聞きたいのに、当時発売されたLPにはそれを隠そうとするがごとく
インストルメンタルが被されています。
まあ、今も昔も、1977年のエルヴィスを隠そうとする姿勢は変わっていませんけど。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 愛しい貴方 adjust
あなたと出会い 陽だまりのようなその温もりの中で私は幸せだった
日増しにあなたへの愛は強くなり
やがてあなたの周りに私の世界を築いた
そして あなたから離れられなくなるくらい愛してくれるようにと願った

愛しているのなら私に教えて
そうでないなら私を行かせて
あなたがいない時間なんて考えられない
愛しているのならこのままで
そうでないなら私を自由にして
私を縛る あなたへの愛という鎖を解いて

私を抱きしめようと広げられたその腕
私の髪を指でくしけずるその手
私が振り返りあなたを見つけるといつも
会えてうれしいと言ってくれるその笑顔

それだけじゃない
あなたを愛する理由は他にもたくさんある
どうすれば分かってもらえるの
あなたは私があげるものは何でも手に入れられる
でも浮気心はそうじゃない

愛しているのなら私に教えて
そうでないなら私を行かせて
あなたがいない時間なんて考えられない
愛しているのならこのままで
そうでないなら私を自由にして
私を縛る あなたへの愛という鎖を解いて

私を縛る あなたへの愛という鎖を解いて
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 愛しい貴方 adjust
アルバム『ムーディ・ブルー』ヴァージョンは
1977年4月26日ミシガン州カラマズーのウィングス・スタジアムでのライヴ録音に
同年5月9日テネシー州ナッシュヴィルのサウンドマスター・スタジオで
オーヴァーダブを施したものです。

オーヴァーダブ前のヴァージョンは、FTD『Spring Tours '77』で発表されました。

「混乱していました」
この「愛しい貴方」は長い間、
1977年4月25日ミシガン州サギノーのシビック・センターで録音されたものであると
様々な資料で紹介されて来ましたが、FTD『Spring Tours '77』作成時に
資料の掘り起こしがされて、4月26日ヴァージョンであると判明していた模様です。
購入してCDを聞いているのに、バークレーはこの事実に気付いていませんでした(汗)

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 リトル・ダーリン adjust
リトル・ダーリン リトル・ダーリン
君は何処
Walla walla chipa mocka mogga...
僕のいい人 君だけ君だけのものだったんだ

僕のダーリン 君が必要なんだ
なんてことだ 必要なんだよ
僕だけのものだって言いたいし
君のかわいい足、いや、手を握って・・・
誰か何とかしてくれよ
そこに突っ立ってないで、僕の手を握ってさ

僕のかわいい人
君なしでいられるかを試そうと
僕は逃げ出すかもしれない
僕の愛は君だけ君だけのものだったんだ
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 リトル・ダーリン adjust
アルバム1曲目の「アンチェインド・メロディ」と同じく
1977年4月24日ミシガン州アン・アーバーのクライスラーアリーナでのライヴ録音。
アルバム『ムーディ・ブルー』ヴァージョンは、
同年5月9日テネシー州ナッシュヴィルのサウンドマスター・スタジオで
オーヴァーダブを施したものです。

オーヴァーダブ前のヴァージョンは、FTD『Spring Tours '77』で発表されました。

「バークレーのひとりごと」
改めて上記2ヴァージョンを聞き比べてみると、オーヴァーダブされたサウンドには
ディスコ・ミュージックにつながるような音色を感じました。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 浮気はやめなよ adjust
君の可愛い唇をもう少し電話に近づけて
二人だけのつもりになって
店員にジュークボックスの音量を落とすように言ったら
そこに居る連れに言ってくれないか
向こうに行ってくれと

他の男といると
君は僕が聞きたい言葉を言おうともしない
僕を愛しているのなら
イエスかノーか答えてほしい
ダーリン 僕は君を解ってあげられるから

君の可愛い唇をもう少し電話に近づけて
二人だけのつもりになって
店員にジュークボックスの音量を落とすように言ったら
そこに居る君の連れに言ってくれないか
向こうに行ってくれと

他の男といると
君は僕が聞きたい言葉を言おうともしない
僕を愛しているのなら
イエスかノーか答えてほしい
ダーリン 僕は君を解ってあげられるから

君の可愛い唇をもう少し電話に近づけるだけでいい
二人きりのつもりになって
店員にジュークボックスの音量を落とすように言ったら
そこに居る君の連れに言ってくれないか
向こうに行ってくれと
そう そこに居る君の連れに言ってくれないか
向こうに行ってくれと
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 浮気はやめなよ adjust
エルヴィス生前最後のスタジオ録音曲となった「浮気はやめなよ」は、
エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で歌われました。
1976年10月30日、トラック(オケ)を2テイクで完成。
翌日、エルヴィスがオーヴァーダブしましたが、
現在、そのテイク数は明らかにされていません。
更に、1977年4月7日、ギター他をオーヴァーダブして完成しました。
テイク??(ラフ・ミックス・マスター)
テイク??(マスター)
FTD『The Jungle Room Sessions』
『ムーディ・ブルー』

「バークレーの臆測」
同セッションで歌われた「Way Down」から、
「浮気はやめなよ」の歌詞「way down low」を連想して
レコーディングに至ったのではないかと。
「low」の部分をバス・ヴォイスで歌いたかったという理由もあるかな。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 レット・ミー・ビー・ゼア adjust
君がどこへ行こうと
人生のどこで惑おうと
わかるよね
いつも傍にいたいと思う
君の手を握り
倒れたときには受け止めたい
君のすることすべてに君の心を見だす

君が朝を迎えたとき傍にいさせて
君に夜が訪れたとき傍にいさせて
悪いことは何でも良いことに変えよう
二人だけのワンダーランドに君を連れて行きたい
願いはただ一つ どうか傍にいさせて

君の成長を見守り人生の転機に立ち会う
それだけなんだ
いつも傍にいたいと思う
寄りかかる友だちが必要な時
いつでも僕がいる
君が呼べばいつでも傍にいよう

お願い 神様 彼女の傍にいさせて
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 レット・ミー・ビー・ゼア adjust
アルバム『ムーディ・ブルー』ヴァージョンは、
アルバム『ELVIS AS RECORDED LIVE ON STAGE IN MEMPHIS』と同じで
1974年3月20日テネシー州メンフィスのミッドサウス・コロシアムでの
ライヴ録音に観客の歓声をオーヴァーダブしてあります。

歓声をオーヴァーダブしていないヴァージョンは、
FTD盤『ELVIS AS RECORDED LIVE ON STAGE IN MEMPHIS』で聞くことが出来ます。

「バークレーの自己満足」
ちなみにFTD盤『ELVIS AS RECORDED LIVE ON STAGE IN MEMPHIS』の
レビューをamazonさんに投稿してあります。
ちょっとエルヴィスに詳しいひとに読んでもらうと、
2倍楽しんで頂けると思いま〜す。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 ウェイ ダウン adjust
君が近づくにつれ
明かりがだんだん暗くなっていく
君の息遣いが
僕をそんな雰囲気に引き込んだ
抗う気持ちは床に横たわり
かつて行ったことのないところへ
僕は連れて行かれる

僕にはわかるんだ
わかる わかる わかる

音楽が鳴り響くところへ落ちていく
津波に呑み込まれるように落ちていく
炎が燃え盛るところへ落ちていく
落ちていく 落ちていく

頭がクラクラする
君の呪文に絡め捕られた
百本もの魔法の指
ぐるぐる回る回転木馬
どんな医者でも処方できない
そんな薬が僕の中に入り込んだ
君の愛が
言葉にならない何かを僕にしている

僕にはわかるんだ
わかる わかる わかる

音楽が鳴り響くところへ落ちていく
津波に呑み込まれるように落ちていく
炎が燃え盛るところへ落ちていく
落ちていく 落ちていく

もう一度抱きしめて
力の限りに
君が必要なんだ
ベイビー さあ始めよう

いい感じのところへ落ちていく
願っていたところへ落ちていく
一人では決して行けないところへ落ちていく
落ちていく 落ちていく
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 ウェイ ダウン adjust
1976年10月29日、エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で録音。
1977年1月22日、ナッシュヴィルのスタジオ「クリエイティヴ・ワークショップ」で
バンドとコーラスがオーヴァーダブ。
「テイク3」とすべきものを「テイク2」と記録してしまった結果、
「テイク2」は2種類存在します。
テイク1
テイク2(#1)
テイク2(#2)
テイク2(#2)
海賊盤『Songs To Sing』
FTD『The Jungle Room Sessions』
『Our Memories Of Elvis Vol.2』
『ムーディ・ブルー』(オーヴァーダブド・マスター)

「バークレーのややこしい話」
『 Elv1s 30 #1 Hits 』に収録された「Way Down」は、
上記のどのヴァージョンとも違います。
ちょっとややこしい話なので、ここで。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 プレッジング・マイ・ラヴ adjust
永遠に ダーリン 僕たちの愛は本物
いついつまでも僕は君だけを愛する

だから君の愛を僕に約束して
僕の魂に宿る愛の炎が
永遠に燃え続けるために

愛を抱き留めるためなら
僕の心は君の思うがままに
君を幸せにすることが僕の願い
君の幸せを守り通すことが僕の務め

永遠に生涯ずっと
君を愛し続ける
君から君のその愛から
決して離れはしない

だから君の愛を僕に約束して
僕の魂に宿る愛の炎が
永遠に燃え続けるために

愛を抱き留めるためなら
僕の心は君の思うがままに
君を幸せにすることが僕の願い
君を愛し続けることが僕の務め

永遠に生涯ずっと
君を愛し続ける
君から君のその愛から
決して離れはしない

だから君の愛を僕に約束して
僕の魂に宿る愛の炎が
永遠に燃え続けるために
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 プレッジング・マイ・ラヴ adjust
1976年10月29日、エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で録音。
テイク3
テイク6
テイク6
『Platinum』
FTD『The Jungle Room Sessions』(未編集マスター 5:25)
『ムーディ・ブルー』(マスター 2:47)
『ムーディ・ブルー』で発売されたマスターに比べ、
FTD『The Jungle Room Sessions』バージョンは約2倍の長さ。

「バークレーのレビュー」
オーヴァーダブ無しに完成した「プレッジング・マイ・ラヴ」は、
50's テイスト溢れる作品。
しかし「もっと若い頃に歌っていたら・・・」と感じさせないのは、
歌詞「Keeping you is my goal」の所為であろうか。
なんとなく渡辺淳一の作品っぽいんだよね。
読んだことはないけど(笑)

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 ムーディ・ブルー adjust
その度に変わる数字に賭けていく
ギャンブラーになるのは難しい
勝てるだろうと思ったその時
彼女が落ちると思ったその時
見知らぬ男が全てをさらう
これが彼女と答を出すのは難しい
だけど彼女は女そのもの
彼女は複雑な女性
だからムーディー・ブルーと名づけよう

ムーディー・ブルー
僕の言ってることが解るかい
君の歌を覚えようと
頑張り続けているのに
少しも覚えられない
ムーディー・ブルー
僕が話しているのは誰なんだい
君はまるで昼と夜
どちらが本当の君なのか

月曜日になると火曜日にねと言い
火曜日になると水曜日にねと言い
また別の日にねと言い出す
糸車が巻き続けるもつれた糸のように
彼女の性格は絡み合い解ききれない
解けたと思ったその途端
見知らぬ顔が現れて
彼女は違う人になる
彼女は複雑な女性
だからムーディー・ブルーと名づけよう
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 ムーディ・ブルー adjust
1976年2月4日、エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で録音。
訳詞プロジェクト「言葉のかけら」010 に書きましたように
「最後の恋(I'LL NEVER FALLING IN LOVE AGAIN)」の合間に録られた曲であります。
テイク7,3,5
テイク6
テイク10
FTD『The Jungle Room Sessions』
FTD『Made In Memphis』
『ムーディ・ブルー』(マスター)
Bootlegs FTD『The Jungle Room Sessions』のジャケットには
「ALTERNATE TAKE 3」と説明がされていますが、
実際には2番の歌詞でふざけ始める
「偽イタリアン・ヴァージョン」のテイク7と
「プレイバック」のテイク5が収録されています。
テイク3に相当するのは、ドラム・スティックを叩き合わせる音だけに思えるのですが・・・

エルヴィスがライブ(1977年2月21日シャーロット公演)で「ムーディ・ブルー」を歌ってから、30年が経ちました。
(右上)『Moody Blue & Other Great Performances』(サウンドボード録音)
(右下)『Riot In Charlotte』(オーディエンス録音)
【ミニ雑学】
地名「シャーロット」は、英国王ジョージV世の
妃の名前に因んで付けられた。別名クイーンシティ。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 何でもないのに adjust
友だちに彼女のことを尋ねたというだけで
どこかで彼女の名前を口にしたというだけで
今日間違えて彼女に電話をしたというだけで
彼女は僕がまだ彼女に気があると思っている

思い出に浸っていつもの場所を訪れ
当てもなくその辺りを歩き回ったというだけで
僕が以前のように幸せそうじゃないというだけで
彼女は僕がまだ彼女に気があると思っている

彼女が僕がまだ彼女を必要としているなんて
都合の良い事を考えているのなら
そんな馬鹿馬鹿しい考えで自分を元気付けていればいい
いったいどうやって彼女はそんなお馬鹿さんになったのか
どこでそんな考えを手に入れてきたのか教えてほしい

友だちに彼女のことを尋ねたというだけで
どこかで彼女の名前を口にしたというだけで
彼女に会って慌てたというだけで
彼女は僕がまだ彼女に気があると思っている

彼女は僕がまだ彼女に気があると思っている
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 何でもないのに adjust
1976年2月2日、エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で録音。
テイク1&2A
テイク2B
テイク2B(OVERDUBBED)
テイク3&4
テイク10
テイク17(UNDUBBED)
テイク17
FTD『The Jungle Room Sessions』
『The Essential 70's Masters Box』
『Guitar Man (1980)』
FTD『Made In Memphis』
『Tody,Tomorrow & Forever』
『Our Memories Of Elvis』
『ムーディ・ブルー』(マスター)
「テイク1&2A」にだけ、コーラスによるイントロが付いています。
「テイク10」ではカラオケ教室で習ったような歌い方をしていますが、
「テイク17」になると、テンポを落とし、
「エルヴィスの声」で歌い出すのが聴けます。

Bootlegs 【ルール探索者・バークレーの空想】
テイク2には「2A」と「2B」の2種類が存在します。同じテイクで何度か歌われることも珍しくはなく、その場合のほとんどが、出だしで失敗した「FS(ファルス・スタート)」を「計算に入れない」という考え方からでした。
まだ資料が今より乏しかった頃、私は「どうせ、この曲の2AもFSだろう」と考えていましたので、FTD『The Jungle Room Sessions』が発売され、「2A」が完全版であったことを知ると「新しいルール」を探し始めなければならなくなりました(笑)
「A B のルール」
もしも「Way Down」のように「3」とコールすべきところを「2」と言ってしまったミスならば、「2B」とはメモしません。そこに何らかの意思があったものと考えられ、私が思い付いたのが「アレンジを変えたときに、Bとメモ」というルールです。「テイク3」とメモしてしまうよりも「アレンジ変更」をあとから確認しやすいですし、実際に「テイク2B」からアレンジが変更(イントロのコーラスが外)されています。そうなると気になるのがもう一枚のメモに「12,12B」のメモがあることです。「12A」とはメモしていません。
「12,12B から推測」
1.おそらく「テイク2A」と言うのは研究書籍等で便宜的につけた呼び名であって、実際は「テイク2」なのであろうと思います。
2.「B」にアレンジ変更の意味があったとすると、「12B」から「テンポを落とした」のではないかと考えられます。

この2枚のメモにはまだまだ疑問点があって、24トラック・テープから16トラック・テープに変わっていたりして・・・これはまたいつか機会があったら。

ムーディ・ブルー
Unchained Melody
If You Love Me (Let Me Know)
Little Darlin'
He'll Have To Go
Let Me Be There
Way Down
Pledging My Love
Moody Blue
She Thinks I Still Care
It's Easy For You


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 イッツ・イージー・フォー・ユー adjust
この恋が終わっても君は気にもしないのだろう
でも僕は違う
僕の心がかき乱されても
君にとっては何でもないこと

君は音楽と向き合うこともなく
観衆に顔を晒すこともない
元の場所に戻っていくだけ
君には自尊心すらない

僕には妻も子供もいた
僕は彼らを捨て去った
それなのに今になって君は言う
厚かましい顔で僕に言う
彼らの元へ戻れと
僕に何が言えるというのか

彼らを捨てるのは簡単なことではなかった
そうしなければならなかったのは
生涯で最も辛く悲しいことだった
問題の始まりは君しだい
君にとってはたやすいこと

僕には妻も子供もいた
僕は彼らを捨て去った
それなのに今になって君は言う
厚かましい顔で君は言う
彼らの元へ戻れと
いったい僕に何が言えるというのか

平穏な生活に飽きたら
1年後いや2年後でもいい
電話をしてほしい
僕は君を許すしかない
君にとってはたやすいことだから

僕に電話をしてくれるだけでいい
君にとってはたやすいこと
僕に電話をしてくれるだけでいい
君にとってはたやすいこと
「言葉のかけら」 by "Elvismama san"
 「別テイクのススメ」 イッツ・イージー・フォー・ユー adjust
1976年10月29日、エルヴィスの自宅(ジャングル・ルーム)で録音。
テイク1
テイク2 (マスター)
FTD『The Jungle Room Sessions』
『ムーディ・ブルー』

浮気相手に「妻子の元へ帰って」と言われた男の歌。
どうやら歌詞の内容から判断して、この男は歌手である。
FTD『The Jungle Room Sessions』では、エルヴィスがテイク1の直前に
「思い入れが・・・」てなことを呟いています。
と、思っていたら・・・
「かけら」作成ブログのお客様Capricornさんから
次のようなコメントをいただきました。
    ***************
"face the music" = 「(自分の行為の結果に対して)
進んで責任を取る」「いさぎよく、堂々と(世間の)批判
を受け入れる」というほどの意味がありますから、

♪You don't have to face the music
You don't have to face the crowd
Just go back where you came from
You ain't even proud

の部分、もう少し普遍的な訳になるでしょうし、"crowd"
をはじめ、訳のニュアンスも違ってくると思います。
    ***************
今回は、バークレーの直感「歌手説」で解釈をして
エルヴィスママさんに訳してもらいましたが
Capricornさんの御指摘に沿った解釈で
どなたかに訳していただきたく思っています。
どこかに「訳詞タンク」みたいなサイトがあっても
良い気がしてるんですけどね。

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