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「2月のエルヴィス」

****/02/14
cover バレンタイン・デーって言うんですか。世間では。
A Valentine Gift for You
(誰が誰に送ることを想定しているのか分からない1枚)
エルヴィスは、バレンタイン向けの曲を歌わなかった。
このCDも無理矢理、企画した感が否めない。

1957/02/24
cover ラビング・ユー(レコード・バージョン)の録音日。
出演映画第2作のサントラ  さまよう青春 に収録。
ジャケットの「姿勢」とバラッドとのギャップ。魅力的。

1969/02/17
cover アメリカンスタジオで2度目のレコーディング初日。
この時の模様は  サスピシャス・マインド で聴くのが正解。
ヒット曲が生まれたので結果的に「大成功」とされる
同スタジオでのセッションだが
前月、1度目のセッションでは
エルヴィスが喉を痛めたり・・・・・散々な目にあった。
この日('69COMEBACK !!)エルヴィスは、「自分が納得できるレコーディング方法以外は認めない」姿勢を
"IT'S MY WAY/THIS TIME/I CAN'T STOP LOVING YOU" を歌うことで示している。
スタジオ所有者チップス・モーマンが版権を持つ "THIS TIME" を歌うように周りから勧められても
エルヴィスは勝手にメドレーにし、わざとギターの音を外したのだ。
KING 復権の瞬間である。


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