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「11月のエルヴィス」

1959/11/??
cover
Home Recordings [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]
エルヴィス兵役時、ドイツでのプライベート録音は幾度となく行われ、未発表曲も多い。
"I ASKED THE LORD (HE'S ONLY A PRAYER AWAY)" が
1959/11 のテープに遺されていて、このCDで聴ける。

「ケ・セラ・セラ」や「センド・ミー・サム・ラヴィン」は
コレクター向けレーベル "FTD" でも発表はされておらず
「周りを楽しませるエルヴィス」を伝えきれていない。
「そこ」が聞き所なのに。

1960/11/07
cover 燃える平原児,嵐の季節&夢の渚
映画「嵐の季節」のサントラセッションが行われた日。
7月に紹介したCDが、再登場。

挿入歌「ロンリー・マン」は、映画「燃える平原児」のために
用意されたが(専門家もあまり指摘していない事実)
映画の内容(ロンリーになれない悲しみ)にそぐわず、
このサントラセッションに持ち越しとなったのだろう。
20世紀FOX内で融通が利いたんだろうな。

1980/11/10
cover Too Much Monkey Business
エルヴィス没後3年目、新アルバムが企画され、
この日には、1969年録音「ロング・ブラック・リムジン」に
オーバーダブが施された。この企画は不成功に終わる。

「都会で成功して【立派な車で故郷に戻る】と誓い、
田舎を飛び出した娘が、霊柩車で帰って来た」という悲しい曲。

映画出演に別れを告げ、「メジャー復帰」を狙うレコーディングセッションで最初に歌った曲である。
場所は、故郷メンフィスのアメリカンスタジオ。エルヴィスの真意は、いかなるものだったか?
ちなみにメジャーデビュー曲は「ハートブレイクホテル」。う〜ん、なぜか暗い。


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